■2021年行政書士試験・行政救済法第1問

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■行政不服審査法(2021−14)【条文知識問題】

行政不服審査法が定める執行停止に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 ) 審査請求人の申立てがあった場合において、処分、処分の執行または手続の続行により生ずる重大な損害を避けるために緊急の必要があると認めるときは、本案について理由がないとみえるときでも、審査庁は、執行停止をしなければならない。

2) 審査庁は、いったんその必要性を認めて執行停止をした以上、その後の事情の変更を理由として、当該執行停止を取り消すことはできない。

3) 審理員は執行停止をすべき旨の意見書を審査庁に提出することができ、提出を受けた当該審査庁は、速やかに、執行停止をするかどうかを決定しなければならない。

4) 再調査の請求は、処分庁自身が簡易な手続で事実関係の調査をする手続であるか ら、再調査の請求において、請求人は執行停止を申し立てることはできない。

5) 審査庁が処分庁または処分庁の上級行政庁のいずれでもない場合には、審査庁は、審査請求人の申立てにより執行停止を行うことはできない。

■解説

【難易度】易しい。

1) 誤り。行政不服審査法25条4項但書。

2) 誤り。26条。

3) 正しい。40条、25条7項。

4) 誤り。再調査の請求においても執行停止の申立は可能である(61条、25条)。

5) 誤り。そもそもこの場合は、審査請求人の申立がなければ執行停止ができない(25条3項)。25条2項の場合(職権による停止)と比較せよ。