■2020年行政書士試験・行政救済法第2問

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■行政不服審査法(2020−15)【条文知識問題】

再審査請求について定める行政不服審査法の規定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1) 法律に再審査請求をすることができる旨の定めがない場合であっても、処分庁の同意を得れば再審査請求をすることが認められる。

2) 審査請求の対象とされた処分(原処分)を適法として棄却した審査請求の裁決(原裁決)があった場合に、当該審査請求の裁決に係る再審査請求において、原裁決は違法であるが、原処分は違法でも不当でもないときは、再審査庁は、裁決で、当該再審査請求を棄却する。

3) 再審査請求をすることができる処分について行う再審査請求の請求先(再審査庁)は、行政不服審査会となる。

4) 再審査請求をすることができる処分について、審査請求の裁決が既になされている場合には、再審査請求は当該裁決を対象として行わなければならない。

5) 再審査請求の再審査請求期間は、原裁決があった日ではなく、原処分があった日を基準として算定する。

■解説

【難易度】普通。

1) 誤り。このような規定はない。行政不服審査法6条1項。

2) 正しい。64条3項。

3) 誤り。再審査請求は、再審査請求を認める法律において規定されている行政庁に対してこれをなす(6条2項)。

4) 誤り。再審査請求の対象は原裁決又は原処分である(6条2項)。

5) 誤り。62条1項2項ともに原処分ではなく、「原裁決があったことを知った日の翌日」(1項)や、「原裁決があった日の翌日」(2項)が起算点となる。