■2018年行政書士試験・民法第6問(債権)

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■使用貸借、賃貸借(2018−32)【条文知識問題】

物の貸借に関する次のア)−オ)の記述のうち、民法の規定に照らし、それが、使用貸借の場合にも賃貸借の場合にも当てはまるものの組合せはどれか。

ア) 借主は、契約またはその目的物の性質によって定まった用法に従い、その物の使用および収益をしなければならない。

イ) 借主は、目的物の使用および収益に必要な修繕費を負担しなければならない。

ウ) 借主は、目的物を返還するときに、これに附属させた物を収去することはできない。

エ) 貸借契約は、借主の死亡によって、その効力を失う。

オ) 契約の本旨に反する使用または収益によって生じた損害の賠償および借主が支出した費用の償還は、貸主が借主から目的物の返還を受けた時から1年以内に請求しなければならない。

1) ア)、イ)
2) ア)、オ)
3) イ)、ウ)
4) ウ)、エ)
5) エ)、オ)

■解説

【難易度】易しい。民法改正に伴い解説に補足する(外部ブログ)。

ア) 両者に当てはまる。民法594条1項、616条。

イ) 使用貸借にのみ当てはまる。使用貸借において通常の修繕費は借主負担である(595条1項)。逆に賃貸借では貸主人の負担となる(606条1項)。

ウ) 両者に当てはまらない。使用貸借、賃貸借共に「借主は、目的物を返還するときに、これに附属させた物を収去し得る(598条、616条)。

エ) 使用貸借にのみ当てはまる。599条。

オ) 両者に当てはまる。600条、621条。

よって正解は2)となろう。