■2010年行政書士試験・商法第5問

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■運送営業(2010−40)【条文知識問題】

陸上の物品運送に関する次のア)−オ)の記述のうち、誤っているものの組合せはどれか(法改正に伴い正解なし。解説は旧法下のものである)。

ア) 運送人は、荷送人の請求があるときには、運送状および貨物引換証を作成して、荷送人に交付しなければならない。

イ) 貨物引換証により運送品を受け取ることを得べき者に貨物引換証を引き渡したときには、その引渡しは、運送品の上に行使する権利の取得について、運送品の引渡しと同一の効力を有する。

ウ) 運送品の全部または一部が滅失した場合において、それが不可抗力によるものであるときには、運送人は、運送賃の全額を請求することができる。

エ) 運送人は、自己もしくは運送取扱人またはその使用人その他運送のために使用した者が運送品の受取り、引渡し、保管および運送に関して注意を怠らなかったことを証明するのでなければ、運送品の滅失、段損または延着について、損害賠償の責任を免れない。

オ) 貨幣、有価証券その他の高価品の運送については、荷送人が運送を委託するにあって高価品の種類および価額を明告した場合でなければ、運送人は、運送品の滅失、段損または延着について損害賠償の責任を負わない。

1) ア)・ウ)
2) ア)・エ)
3) イ)・エ)
4) イ)・オ)
5) ウ)・オ)

■解説

ア) 誤り。運送状は、運送人の請求により荷送人により交付される(商法570条1項)。貨物引換証については正しい(571条)。

イ) 正しい。575条。

ウ) 誤り。「請求することができない」のである(576条)。

エ) 正しい。577条。

オ) 正しい。578条。

よって正解は、1)となろう。