■2010年行政書士試験・商法第2問

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■取締役会の権限(2010−37)【条文知識問題】

取締役会設置会社であって公開会社である株式会社の取締役会の権限に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1) 会社が企業提携のために、特定の第三者に対して、募集株式を時価発行する場合には、取締役会の決定で足りる。

2) 会社が資本金を増加するために、剰余金を減少させる場合には、取締役会の決定で足りる。

3) 会社が取締役のために、当該取締役の住宅ローンの保証人となる場合には、取締役会の決定を要する。

4) 会社が事業拡大のために、銀行から多額の融資を受ける場合には、取締役会の決定を要する。

5) 会社が事業の見直しのために、支店を統廃合する場合には、取締役会の決定を要する。

■解説

1) 正しい。公開会社については、会社法201条1項。なお非公開会社の場合に注意(199条2項)。

2) 誤り。株式会社は、資本金を増加するため剰余金を減少できるが(450条1項)、これには株主総会決議を必要とする(同条2項)。

3) 正しい。356条1項3号、365条1項。

4) 正しい。362条4項2号。

5) 正しい。362条4項4号。