■2011年行政書士試験・商法第4問

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■取締役(2011−39)【条文知識問題】

株式会社における取締役に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1) 委員会設置会社以外の会社の取締役は、当該会社の支配人その他の使用人を兼任することができる。

2) 取締役会設置会社の代表取締役以外の取締役には、当該会社の代表権も業務執行権も当然には与えられていない。

3) 取締役会設置会社以外の会社の取締役は、代表取締役が他に選定されても、業務執行権は当然には消滅しない。

4) 業務執行権のない子会社の取締役は、親会社の株主総会決議にもとづき、親会社の社外取締役を兼任することができる。

5) 取締役会決議により特別取締役に選定された取締役は、取締役会決議のうち特定事項の決定にのみ専念し、それ以外の決議事項の決定には加わらない。

■解説

1) 正しい。委員会設置会社の取締役は、ここで言う兼任はできない(会社法331条3項)。

2) 正しい。349条1項但書、363条1項1号参照。

3) 正しい。348条1項。

4) 正しい。2条15号参照。

5) 誤り。特別取締役に選定された取締役は、取締役会から委任された特定事項について自己の決議でこれを行うことができるが(373条)、特別取締役も取締役の一人であるから、取締役会の構成員としての決定にも加わることができる(362条)。