■2011年行政書士試験・法令記述式第2問

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■民法、抵当権(2011−45)【条文知識問題】

Aの抵当権(登記済み)が存する甲土地をその所有者Bから買い受け、甲土地の所有権移転登記を済ませたCは、同抵当権を消滅させたいと思っている。抵当権が消滅する場合としては、被担保債権または抵当権の消滅時効のほかに、Cが、Bの債権者である抵当権者Aに対し被担保債権額の全部をBのために弁済することが考えられるが、そのほかに、抵当権が消滅する場合を2つ、40字程度で記述しなさい。

■解説

【難易度】普通。

抵当権の消滅原因は以下の通りである。淡路−鎌田−原田−生熊『民法U』第2版(2001年、有斐閣)285頁以下参照。

1.物権に共通する消滅原因(目的物の滅失、混同等)
2.担保物権に共通する消滅原因(被担保債権の弁済等)
3.代価弁済(378条)
4.抵当権消滅請求(379条)
5.抵当権の消滅時効、抵当権の目的物の取得時効(396、397条参照)

本問題では3と4を記述することになろう。
「抵当権者Aの請求に応じCが甲土地の代価を弁済する場合と、Cが抵当権消滅請求をする場合。」(43文字)