■2012年行政書士試験・地方自治法第2問

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■地方自治法総論(2012−22)【条文知識問題】

地方自治法およびその内容に関する次のア)−オ)の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。

ア) 地方自治法の廃止は、日本国憲法の定めるところにより、住民投票を経て行わなければならない。

イ) 地方自治法は、その目的として、「地方公共団体の健全な発達を保障すること」をあげている。

ウ) 地方自治法は、「地方自治の本旨」の内容につき、それが「住民自治」と「団体自治」とを意味すると規定している。

エ) 地方自治法には、地方財政法や地方公務員法等に優先して適用されるとの規定があり、地方自治の基本法としての位置づけが明確にされている。

オ) 現行の地方自治法は、第二次世界大戦前の(旧)地方自治法を抜本的に改正して制定されたものである。

1) 1つ
2) 2つ
3) 3つ
4) 4つ
5) 5つ

■解説

【難易度】難しい。

ア) 誤り。地方自治法の改廃は、通常の法律の改廃と同じ手続を経ればたりる(憲法56条2項参照)。

イ) 正しい。地方自治法1条。

ウ) 誤り。住民自治団体自治とは地方自治法に規定されているのではなく、憲法92条の解釈によって導き出される原理である。櫻井敬子−橋本博之『行政法』第5版(2016年、弘文堂)47頁。

エ) 誤り。このような規定はない。

オ) 誤り。そもそも戦前に地方自治法はなかった。よって4)の4つが正解となろう。