■2012年行政書士試験・商法第2問

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■株式会社の設立(2012−37)【条文知識問題】

株式会社の設立に関する次のア)−オ)の記述のうち、妥当でないものの組合せはどれか。

ア) 発起人以外の設立時募集株式の引受人が金銭以外の財産を出資の目的とする場合には、その者の氏名または名称、目的となる財産およびその価額等を定款に記載または記録しなければ、その効力を生じない。

イ) 発起人が会社のために会社の成立を条件として特定の財産を譲り受ける契約をする場合には、目的となる財産、その価額および譲渡人の氏名または名称を定款に記載または記録しなければ、その効力を生じない。

ウ) 会社の成立により発起人が報酬その他の特別の利益を受ける場合には、報酬の額、特別の利益の内容および当該発起人の氏名または名称を定款に記載または記録しなければ、その効力を生じない。

エ) 会社の設立に要する費用を会社が負担する場合には、定款の認証手数料その他会社に損害を与えるおそれがないものを除いて、定款に記載または記録しなければ、その効力を生じない。

オ) 会社がその成立後2年以内に当該会社の成立前から存在する財産であって事業のために継続して使用するものを純資産の額の5分の1以上に当たる対価で取得する場合には、定款を変更して、目的となる財産、その価額および譲渡人の氏名または名称を定款に記載または記録しなければ、その効力を生じない。

1) ア)、イ)
2) ア)、オ)
3) イ)、ウ)
4) ウ)、エ)
5) エ)、オ)

■解説

ア) 誤り。本肢のような現物出資は発起人のみに認められている。会社法34条1項。28条1号参照。

イ) 正しい。28条2号。

ウ) 正しい。28条3号。

エ) 正しい。28条4号。

オ) 誤り。この場合、株主総会の決議により当該取得行為に係る契約につき承認を得なければならない(467条1項5号)。

よって正解は2)となろう。