■2013年行政書士試験・憲法第4問

行政書士合格講座2013年行政書士試験の問題解説>2013年行政書士試験・憲法第4問

このサイトについて・プライバシーポリシー 憲法学の窓・公務員試験対策室 Site Map

■議院の権能(2013−6)【条文知識問題】

次のア)−オ)のうち、議院の権能として正しいものはいくつあるか。

ア) 会期の決定

イ) 議員の資格争訟

ウ) 裁判官の弾劾

エ) 議院規則の制定

オ) 国政に関する調査

1) 1つ
2) 2つ
3) 3つ
4) 4つ
5) 5つ

■解説

【難易度】普通。

ア) 議院の権能ではない。「国会」の権能である。臨時会と特別会の会期については、「両議院一致」の議決で、これを定める(国会法11条)。佐藤幸治『日本国憲法論』(成文堂、2011年)445−446頁。

イ) 議院の権能である。「両議院」は、各々その議員の資格に関する争訟を裁判する(憲法55条本文)。

ウ) 議院の権能ではない。裁判官の弾劾は「弾劾裁判所」の権能である。なお弾劾裁判所の設置国会の権能である(64条1項)が、設置された弾劾裁判所は「それ自体独自の機関」(前掲佐藤458頁)である。

エ) 議院の権能である。「両議院」は、各々その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め」ることができる(58条2項)。

オ) 議院の権能である。「両議院」は、各々国政に関する調査を行ひ、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる(62条)。

正解はイ)、エ)、オ)の3つとなろう。