■2014年行政書士試験・商法第5問

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■株式会社の定款(2014−40)【条文知識問題】

株式会社(委員会設置会社を除く)の次に掲げる事項のうち、会社法の規定に照らし、その事項について定款の定めを必要としないものはどれか。

1) 公開会社でない株式会社が、剰余金の配当を受ける権利に関する事項について、株主ごとに異なる取扱いを行うこと。

2) 譲渡制限株式を発行する株式会社が、相続その他の一般承継により当該会社の譲渡制限株式を取得した者に対し、当該株式を当該会社に売り渡すことを請求すること。

3) 株券を発行していない株式会社が、その発行する全部の株式につき、株券を新たに発行すること。

4) 取締役の数が6人以上であって、そのうち1人以上が社外取締役である株式会社において、当該会社の代表取締役が当該会社を代表して多額の借財を行う場合に、当該行為についての取締役会の決議については、特別取締役による議決をもって行うこと。

5) 監査役会設置会社の取締役がその職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がない場合において、責任の原因となった事実の内容、当該取締役の職務の執行の状況その他の事情を勘案して特に必要と認めるときに、当該会社の取締役会がその決議によって、当該取締役の損害賠償責任額から最低責任限度額を控除した額の限度で当該損害賠償責任を免除すること。

■解説

1) 必要とする。会社法109条2項。

2) 必要とする。174条。

3) 必要とする。214条。

4) 必要としない。ここでの「多額の借財」(362条4項2号)については、定款ではなく取締役会決議で定め得る(373条1項)。

5) 必要とする。426条1項。