■2015年行政書士試験・商法第1問

行政書士合格講座2015年行政書士試験の問題解説>2015年行政書士試験・商法第1問

このサイトについて・プライバシーポリシー 憲法学の窓・公務員試験対策室 Site Map

■運送営業(2015−36)【条文知識問題】

運送営業および場屋営業に関する次の記述のうち、商法の規定に照らし、誤っているものはどれか。

1) 運送人は、自己もしくは運送取扱人またはその使用人その他運送のために使用する者が、運送品の受取り、引渡し、保管および運送に関して注意を怠らなかったことを証明するのでなければ、その運送品に生じた損害を賠償する責任を負う。

2) 運送品が高価品であるときに、荷送人が運送を委託するにあたり、運送品の種類および価額を明告していなければ、運送人はその運送品に生じた損害を賠償する責任を負わない。

3) 場屋の営業主は、客から寄託を受けた物品について、物品の保管に関して注意を怠らなかったことを証明すれば、その物品に生じた損害を賠償する責任を負わない。

4) 客が特に寄託しない物品であっても、客が場屋内に携帯した物品が場屋の営業主またはその使用する者の不注意によって損害を受けたときは、場屋の営業主はその物品に生じた損害を賠償する責任を負う。

5) 場屋の営業主が寄託を受けた物品が高価品であるときは、客がその種類および価額を明告してこれを場屋の営業主に寄託したのでなければ、場屋の営業主はその物品に生じた損害を賠償する責任を負わない。

■解説

1) 正しい。商法577条。

2) 正しい。578条。

3) 誤り。場屋の営業主は、不可抗力によることを証明してはじめて、物品に生じた損害を賠償する責任を免れ得る(594条1項)。

4) 正しい。594条2項。

5) 正しい。595条。