■2016年行政書士試験・商法第3問

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■株式(2016−38)【条文知識問題】

会社法上の公開会社(指名委員会等設置会社を除く。)が発行する株式に関する次のア)−オ)の記述のうち、会社法の規定に照らし、正しいものの組合せはどれか。

ア) 会社は、その発行する全部の株式の内容として、株主総会の決議によってその全部を会社が取得する旨の定款の定めがある株式を発行することができる。

イ) 会社は、その発行する全部の株式の内容として、株主総会において議決権を行使することができる事項について制限がある旨の定款の定めがある株式を発行することができる。

ウ) 会社は、譲渡による当該種類の株式の取得について、会社の承認を要する旨の定款の定めがある種類株式を発行することができる。

エ) 会社は、株主が当該会社に対して当該株主の有する種類株式を取得することを請求することができる旨の定款の定めがある種類株式を発行することができる。

オ) 会社は、当該種類の株式の種類株主を構成員とする種類株主総会において、取締役または監査役を選任する旨の定款の定めがある種類株式を発行することができる。

1) ア)、イ) 

2) ア)、エ)

3) イ)、ウ)

4) ウ)、エ)

5) エ)、オ)

■解説

ア) 誤り。108条1項7号は「異なる定めをした内容の異なる二以上の種類の株式」が前提となっているのであり、「全部の株式の内容」として本肢のような定めをすることはできない。

イ) 誤り。108条1項3号は「異なる定めをした内容の異なる二以上の種類の株式」が前提となっているのであり、「全部の株式の内容」として本肢のような定めをすることはできない。。

ウ) 正しい。108条1項4号。

エ) 正しい。108条1項5号。

オ) 誤り。公開会社はこのような種類株式の発行をすることができない(108条1項9号)。

よって正解は4)となろう。