■2003年行政書士試験・基礎法学

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■公布手続(2003−1)【理論問題】

次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1) 法令の公布は、慣行として官報によることとされている。

2) 法令は、公布され、かつ施行される日から国民に対する効力を生じうる。

3) 法令は、その附則において施行期日について規定していることが通例である。

4) 法令が公布の日から施行されるということはない。

5) 法令または条例に規定された罰則が、施行期日前の事実につき行為者に不利に適用されることはない。

■解説

【難易度】普通。03年試験以前に出題されたことがない肢が多数見られるが、問題のレヴェルとしては特段難しくはない。

1) 正しい。最大判昭和32年12月28日。

2) 正しい。

3) 正しい。例えば皇室典範附則1項など。

4) 誤り。法令は、公布日より起算し、20日を経過した日から施行されるのが原則であるが(法の適用に関する通則法2条本文)、特別の規定を設ければ、公布即施行の法令も認められる(2条但書)。

5) 正しい。罪刑法定主義(憲法31条)の要請である。