■2000年行政書士試験・基礎法学3

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■一般的自由(2000−3)【理論問題】

次の記述のうち、「自由とその制約」についての考え方が他と違うものはどれか。

1) 賭博をするのは本来幸福を追求する行為だが、勤労の美風を害し経済秩序を乱すので、賭博は処罰されるべきである。

2) シートベルトを締めないのも本来は自由だが、交通事故による死者を確実に減らせるよう、着用を義務付けるべきである。

3) 他人の物を盗みたいからといって、もとより他人のものを盗む自由があるわけではなく、窃盗行為は処罰されるべきである。

4) 行政書士になりたいからといって、直ちにその業務ができるわけではなく、法律に定められた資格者だけが行政書士になれる。

5) お酒を造るのも本来は自由だが、国の重要な収入源である酒税を確実に徴収できるよう、無免許の酒造行為は処罰されるべきである。

■解説

【難易度】易しい。問題番号から判断すると憲法での出題であるが、便宜上基礎法学に分類している。

一見すると難しいようだが、選択肢は次のような構造になっていることに気づけば正解に達しうる。

3)が、元々窃盗をするの自由はなく、窃盗は処罰対象として規制すべきという立場である一方、3)以外は「規制対象となる行為はもともと自由だが、しかし一定の規制をすべき」という立場をとる。

本問の正解は3)である。